2021-01-06

OIST理事會に吉野 彰博士を歓迎

沖縄科學技術大學院大學(OIST)はこの度、吉野 彰博士をOIST理事會に迎えました。吉野 彰博士は京都大學での修士課程修了後、長きに渡り旭化成株式會社で研究者としてのキャリアを積み、現在は同社の名譽フェローや九州大學の名譽教授、名城大學の特別栄譽教授を務めるなど、日本の科學研究を支え続けています。

吉野 彰博士

1980年代初めに吉野博士によって考案され、以降各種産業に大きな影響を與えた、リチウムイオン電池。その開発における功績が認められ、吉野博士は2004年に紫綬褒章を、2014年には全米技術アカデミー「The Charles Stark Draper Prize」ほか、數々の賞を受賞しています。そして2019年には、米國のテキサス大學オースティン校のジョン?グッドイナフ教授、ニューヨーク州立大學ビンガムトン校のスタンリー?ウィッティンガム教授と共に2019年ノーベル化學賞を受賞しました。リチウムイオン電池は軽量かつ高出力で、繰り返し充電が可能なことから、スマートフォンやパソコン、電気自動車など、現代のさまざまなブレークスルー製品における技術の基盤となっています。

吉野 彰博士は、「OISTは非常にユニークな大學であることは以前から知っておりました。このOISTの一員となり嬉しく思っております。産業界の研究者の立場からOISTの研究成果を実用化につなげていく點でお役に立ちたい」と述べています。

 

(中尾 享二)

広報や取材に関して:media@oist.jp